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インプラントコラム

こんにちは河北歯科医院、院長河北貫次郎です。

デンタルインプラントは歯の抜けたところが自然の歯のようによみがえるすばらしい治療法です。
しかし、まだまだ正確な知識をお持ちの方は少ないようです。
このコラムはインプラント治療に関する基本的なお話を中心に、私見も交えてお話を進めていこうと思います。
新しい治療法であるインプラントについては歯科医師の間でも様々な意見があることは事実です。
正確な情報を提供するつもりですが、私の臨床経験、考え方も加味されておりますので、そのことはご了承していただいてご覧ください。


最新のインプラント治療

今までは骨の量が少ないという理由でインプラント治療を受けることが出来なかった方も、サイナスリフトやGBRといって前もって骨を増大することによって、インプラント治療を受けることが可能になってきています。

[GBR骨再生誘導法]

現在のインプラント治療は、インプラント体を顎の骨に埋入して、オステオインテグレーション(骨との結合)をさせることによって機能を営みます。

そのためインプラントを埋入する顎の部分に十分な高さと幅の骨が必要なのですが歯周病が進行して著しい骨欠損を起こしていたり、長年の歯の欠損のため骨がやせてしまっているケースに対してはGRB法を採用して骨の増大を図ります。
GRB法は特殊な膜を使用して骨が欠損している所に自家骨や人工骨を填入してスペースメイキングすることによって新生骨の再生を図ります。
手術法はあらかじめGBR法によって骨の増大を図った後にインプラントの埋入を行う場合と、インプラント埋入と同時にGBR法を行う場合があります。


[サイナスリフト上顎洞挙上術]

インプラント体を確実にオステオインテグレーション(骨との結合)をさせるには十分な骨の幅、厚みが必要なのですが、特に上顎の臼歯部には、上顎洞という空洞があるため多くのケースで骨量が不十分です。
サイナスリフト法は上顎の臼歯部の歯肉、骨を切開して上顎骨と上顎洞のあいだにある膜を慎重に挙上します。
そのできたスペースに、自家骨や人工骨を填入して新生骨の再生を図ります。
このサイナスリフト法の他にも、オステオトームを使用してのソケットリフト(上顎洞底挙上術)、リッジエキスパンダーを用いての骨幅の拡幅を行うこともあります。

◆下図はソケットリフトの模式図です。


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